眼球運動
目印や線、動くものを目で追う・視線を素早く移す
現場の場面離れた計器・表示へ視線を切り替える/図面と現物を見比べる
6種類のトレーニング
検査・教育訓練・品質管理部門向け
北出式視覚トレーニング「REAXION EYE」は、検査員・製造スタッフの視覚機能を1回60秒のゲームで測定し、トレーニングし、管理者がデータで把握できる企業向けサービスです。
監修米国オプトメトリードクター 北出勝也 監修
目視検査や組立・搬送の現場では、視力検査の結果だけでは説明できない見逃しや取り違えが起こります。作業中に必要なのは、目を素早く動かす・周囲の変化に気づく・動くものを読み取る、といった「見る働き」=視覚機能です。
同じ工程・同じ経験年数でも、見逃しや取り違えに個人差がある。原因が分からず、指導が「よく見て」止まりになる。
熟練者の視線の配り方や気づき方は言葉にしにくく、新人教育に時間がかかる。
視力検査は「止まった文字がはっきり見えるか」だけ。作業中の見る力は評価されていない。
年齢層の広がり、外国人スタッフの増加で、教育の標準化と見える化が必要になっている。
ものを見て作業するまでには、①目で情報を取り込む(入力)②脳で理解・判断する(処理)③手や体を動かす(出力)の3段階があります。どこか1つでもうまく働かないと、見逃しや取り違え、反応の遅れにつながります。
視線を素早く正確に動かす(眼球運動)、周囲の変化をとらえる(周辺視野)、動くものを見続ける(動体視力)
見比べて違いに気づく(視覚認知)、一瞬見たものを覚えておく(視覚的記憶)、正しい対象かを判断する
見た位置へ正確に手を伸ばす、素早く・正しく反応する(目と手の協応)
ビジョントレーニングは、これらの働きを目的に合った課題で繰り返し使い、「見る→判断する→動く」の流れをスムーズにするための練習です。 REAXION EYE では、製造現場で必要な働きを次の6つの機能に整理し、測定とトレーニングを行います。
目印や線、動くものを目で追う・視線を素早く移す
現場の場面離れた計器・表示へ視線を切り替える/図面と現物を見比べる
6種類のトレーニング
中央や画面全体を見ながら、周辺に出るものに気づく
現場の場面手元を見ながら、周囲の人・フォークリフト・警告灯に気づく
5種類のトレーニング
2つの画面や部品を見比べて、違いを見つける
現場の場面前後の状態を見比べ、置き忘れ・欠品・向きの違いに気づく
4種類のトレーニング
見えなくなったあとに、覚えていたことを答える
現場の場面部品番号や配置を一瞬で覚えて照合する
5種類のトレーニング
見て判断し、正しい場所をタッチする
現場の場面見て判断し、正しい対象だけを素早く正確に拾う
13種類のトレーニング
動いているものを見分けて、順番にタッチする
現場の場面流れる部品や走行する台車のラベルを読み取る
1種類のトレーニング
実際の製品と同じトレーニングを、ログインなしでお試しいただけます。タブレットやスマートフォンでも動きます。
3×3のマスに短時間だけ現れる異物をタッチ。どのマスで見逃しが多いかを確認します。
現場での場面:作業エリアのどこかに出る異物に気づく
音が出ます。画面から40〜50cm離れて、顔は動かさず目で追ってください。記録は保存されません。
従業員はタブレットやPCのブラウザで使うだけ。管理者は自社のアカウント発行と成績の確認を、専用の管理画面で行います。アプリのインストールも、個人のメールアドレスも不要です。
6機能を標準条件で測定し、0〜100点に換算。最新・過去最高・企業平均をレーダーで重ねて表示。
マス別・方向別の見逃し率、反応時間、取り違え・空振りを分けて記録。どこで・どう見逃すかが分かる。
測定結果から優先する機能・ゲーム・難しさを自動で提案。前回より大きく下がった機能には注意を表示。
初級・中級・上級をワンタッチで切替。表示時間や速さの細かな調整も可能。
活動カレンダー、レベル・称号・バッジ、自己ベスト、社内ランキングで楽しく続けられる。
1回60秒。連続プレイ後はアイケア画面で休憩。演出を控えめにする設定にも対応。
アカウント一括発行、部署別の成績、測定結果、CSV 出力。メールアドレス不要のID方式。
日本語・英語・中国語・韓国語・ベトナム語・アラビア語。外国人スタッフも同じ内容で取り組める。
作業エリアを表す画面に、異物や注意対象が出現する場面。
番号や表示を探し、順番に確認する場面。
中央の部品を確認しながら、周辺の人影や警告灯にも気づく場面。
離れた計器・表示へ視線を切り替えて確認する場面。
配線、配管、搬送ルートのイメージ。
流れる部品や動く台車の識別表示。
複数の人や台車が動く中で、指定された対象を追う場面。
短時間で部品番号や配置を確認する場面。
通路に増えた荷物、置き忘れた工具、開いた扉など。
正しい配置図と現物を見比べる、前回の点検写真と今の状態を見比べる場面。
同じ部品が並ぶ中の1つの不良(色ムラ・向き違い・寸法違い)を見つける検品の場面。
動くコンベア上の部品番号や、走行する台車のラベルを読み取る場面。
同じ面に出る複数の不良(キズ・打痕)を見分け、対象の不良だけを拾い出す検品の場面。
「触ってはいけない・止めるべき表示」と「進めてよい表示」を、見た瞬間に判断する場面(非常停止・立入禁止・通行可否の表示など)。
流れてくる部品番号や表示ランプが、前に出たものと同じかどうかを覚えて照らし合わせる場面(ロット確認、ライン切替、順序確認など)。
設備の表示灯やメーターの変化を、周辺で見ていて即座に気づく場面(警告灯の点灯、ランプの色の変化、表示の切替など)。
棚や箱にある同じ種類の部品・表示灯の数を、ひと目で数える員数確認・棚卸しの場面。
矢印や誘導表示を、決められたルール(そのまま・反対)で素早く読み取って動く場面(誘導灯・進入方向の表示・ライン切替の指示など)。
視覚機能は、目的に合った課題をくり返すことで伸ばしていける力です。研究では、視覚・注意のトレーニングで課題の成績が高まり、周辺視を使った検査の欠点検出率や、運転・スポーツの成績に良い変化が見られた例が報告されています。
目視検査の見逃しに関わる人の特性(まれな不良ほど見逃しやすい「低出現率効果」など)、周辺視を使った検査の訓練、有効視野・知覚トレーニングの研究など、設計の背景となった文献を、分かったことと限界をあわせてまとめています。 なお、トレーニングの効果は作業内容や個人によって異なり、REAXION EYE の得点は視覚の診断ではありません。導入時は、現場の指標(見逃し件数など)と合わせて効果を確認する運用をおすすめしています。

関西学院大学商学部卒業後、キクチ眼鏡専門学校を経て、米国パシフィック大学へ留学。検眼学(オプトメトリー)を学び、米国の国家資格「ドクター・オブ・オプトメトリー」を取得。帰国後、日本には数少ないオプトメトリストとして、見え方の悩みをもつ子どもやスポーツ選手の視覚機能の検査、トレーニング指導に従事。書籍の執筆や講演会、勉強会の講師など幅広く活躍している。
著書・監修書に『学ぶことが大好きになるビジョントレーニング』(図書文化社)、『発達障害の子のビジョン・トレーニング』(講談社)など多数。
学ぶことが大好きになるビジョントレーニング図書文化社・2009年・著
学ぶことが大好きになるビジョントレーニング 2図書文化社・2012年・著
発達障害の子のビジョン・トレーニング ─ 視覚を鍛えて読み書き・運動上手に!講談社(健康ライブラリースペシャル)・2011年・著
発達の気になる子の 学習・運動が楽しくなる ビジョントレーニングナツメ社・2015年・著
学習・運動が好きになる 1日5分!眼と体を楽しく動かす ビジョントレーニング・ワークブックナツメ社・2020年・著
1日5分!はじめてのビジョントレーニング【わくわくパズル&ゲーム】ナツメ社・2023年・監修
発達支援ポスター 1日5分!いつでもビジョントレーニング合同出版・2023年・監修
ビジョントレーニングの教育力八千代出版・2018年・監修視覚機能の専門家の知見を活かし、講習会や対面での検査、分析レポートで現場への定着を支援します。
まずは2週間の無料トライアルで、現場の端末・環境で使えるかをご確認いただけます。
現場の工程、検査の内容、対象人数、利用端末をお伺いします。
少人数でアカウントを発行し、実際の端末・現場で測定とトレーニングをお試しいただきます。
管理者アカウントを発行。利用者アカウントは管理画面から一括で発行できます。
説明会(オプションで講習会)を行い、全員が初回の測定テスト(約6分)を受けます。
1日3〜5分のトレーニングを継続。2週間に1回再測定し、成長をグラフで確認します。
部署別の結果を振り返り、トレーニング計画や運用を見直します。
利用人数に合わせたシンプルな料金体系です。詳しいお見積もりはお気軽にご相談ください。
視力検査は「止まっている小さな文字がどれだけはっきり見えるか」を測ります。REAXION EYE は、視線を素早く動かす・周辺の変化に気づく・動くものを読み取る・見比べる・一瞬で覚えるなど、作業中に使う「見る働き(視覚機能)」を測定し、トレーニングします。
Web ブラウザで動くため、タブレット・PC・スマートフォンで利用できます。アプリのインストールは不要です。比較しやすいよう、毎回同じ端末・同じ距離で行うことをおすすめしています。
1回のトレーニングは約60秒です。1日3〜5回(3〜5分)が目安で、朝礼前や休憩前のすき間時間で続けられます。測定テストは約6分で、2週間に1回が目安です。
不要です。管理者がログインID(英数字)を発行する方式のため、個人のメールアドレスを登録せずに利用できます。
日本語・英語・中国語・韓国語・ベトナム語・アラビア語の6言語に対応しています。利用者ごとに画面の言語を切り替えられます。
視覚機能のトレーニングが、見る課題の成績や一部の実作業の成績を高めたという研究はありますが、効果の大きさは作業内容や個人によって異なります。REAXION EYE は医療機器ではなく、得点は視覚の診断ではありません。導入時には、現場の指標(見逃し件数など)と合わせて効果を確認する運用をご提案しています。
1回を短く区切り、連続でプレイすると自動で「アイケア」(遠くを見る・まばたき)の画面を挟みます。目の痛みや強い疲れを感じたときは中止してください。
資料請求・お見積もり・講習会や視覚機能検査のご相談など、お気軽にお問い合わせください。現場の工程や人数をお伺いし、最適な進め方をご提案します。